オルケスタ・シンフォニカ・シモン・ボリバルとフランツ・シューベルト・フィルハルモニア

マーラーの第二
Orquesta Sinfónica Simón Bolívar & Franz Schubert Filharmonia

才能の結集
フランツ・シューベルト・フィルハーモニアとシモン・ボリバル交響楽団の協力により、両楽団はトマス・グラウの指揮のもとで共演し、希望と復活を讃えるマーラーの交響曲第2番を演奏する。
また、コロンビア国立合唱団の力強い歌声に加え、ソリストのカティア・マデラーとマルティナ・バローニも出演し、この公演はフランツ・シューベルト・フィルハーモニア創立20周年を祝う節目の機会となる。

交響的な世界
マーラーが交響曲を作曲したとき、70〜80人のオーケストラでは足りず、もし120人が集められるならそれが望ましかった。そして彼は少なくとも1時間に及ぶ作品を書かない限り、決してペンを取ることはなかった。こうした壮大な構想のもとで彼は9つの交響曲を残した。9つの作品は彼自身の考えを映し出している。交響曲は世界のようでなければならない。すべてを包み込まなければならない。第二交響曲ではベートーヴェンやメンデルスゾーンの後を追い、大規模合唱を交響曲の構造に取り入れ、力強く荘厳な作品を築き上げた。フリードリヒ・ゴットリープ・クロプシュトックの詩 復活 に触発された緊張感あふれる劇的な音楽は、聴衆に愛される作品となった。マーラーの第二はあまりにも名高く、その自筆譜が競売にかけられた際には、史上最高額となる450万ポンドで落札され、楽譜に支払われた史上最高価格を記録した。

プログラムとキャスト

カティア・マデラー, ソプラノ
マルティナ・バローニ, メゾソプラノ
シモン・ボリバル交響楽団
コロンビア国立合唱団
フランツ・シューベルト・フィルハーモニア
トマス・グラウ, 指揮

プログラム
G. マーラー 交響曲第2番 復活