皇帝ティトの慈悲 バロセロナオペラ

皇帝ティトの慈悲

La Clemeza di Tito

 

作曲:ヴォルフガング・アマデウス・モーツアルト

台本:カテリーノ・マッツォーラ

(原作:ピエトロ・メタスタージオ)

初演:1791年9月6日プラハ国立劇場

 

あらすじ

 

時と場所:ローマ皇帝ティトゥス・フラヴィウス・ヴェスパジャーヌス(在位79-81年)の治世下。ローマ。

 

第1幕

ローマ帝国先代皇帝の娘ヴィッテリアの部屋。彼女は現皇帝ティトゥスの妃に迎えられると思っていたが、ティトゥスはベレニスという姫を小アジアから連れてきた。怒ったヴィッテリアは自分に想いを寄せているセストゥスを利用して皇帝暗殺を計画するが、セストゥスがその陰謀をなかなか実行に移さないのでいらだっている。ところがセストゥスの友人アントニウスが現れ、皇帝は小アジアから来たベレニスをローマから去らせたと告げる。皇妃の位に就ける望みが出てきたのでヴィッテリアは喜び、暗殺計画を延期させ出ていく。その後アントニウスはセルヴィリアとの結婚の許しを、彼女の兄でもあるセストゥスに求める。
場面変わってフォロ・ロマーノ。ティトゥスの登場。皇帝はセストゥスにセルヴィリアを妻に選んだと語る。アントニウスに妹との結婚を許したばかりのセストゥスは困惑するが、アントニウスは自分の愛を犠牲にしてセルヴィリアが皇帝にふさわしい女性であると語る。アントニウスは苦しい胸のうちを隠し、セルヴィリアに皇妃に選ばれたことを告げる。だが彼女はその知らせを聞いても喜ばない。セルヴィリアはティトゥスに、自分の心はアントニウスのものであり、それでもなお皇妃に望むのなら従おうと直訴する。皇帝は彼女の気持ちを尊重する。またしても皇妃の座への望みを断ち切られたヴィッテリアは逆上し、セストゥスに皇帝殺害を促す。セストゥスは暗殺を決意して出ていく。その後ブープリウスとアントニウスが現れ、妃はヴィッテリアに決まったと知らせが届く。狼狽し、後悔するヴィッテリア。だがもはや手遅れで計画は実行され、宮殿は炎に包まれた。

 

第2幕

セストゥスが暗殺をしようとした男は影武者で、皇帝ティトゥスは生きていた。セストゥスはアントニウスに、罪の償いとして放浪の旅に出ることを告げる。アントニウスはセストゥスに、皇帝に謝罪し、忠誠を立証するよう勧める。しかしヴィッテリアはセストゥスが捕まって真相が知れると、妃の可能性がなくなるだけでなく、自らも死刑になると、逃亡を促す。その時警視長官ブープリウスが部下を引き連れ現れ、セストゥスを逮捕する。元老院はセストゥスに死刑を宣告する。皇帝ティトゥスは友人でもあるセストゥスの裏切りを信じられない。そこで二人だけで話してみるが、セストゥスは動機については固く口を閉ざす。その態度にティトゥスもついに死刑の裁定を下す。そのころアントニウスとセルヴィリアは未来の皇妃であるヴィッテリアに、セストゥスの救済を皇帝に哀願してくれるよう頼む。二人を帰したヴィッテリアは良心の呵責にさいなまれる。そして遂にヴィッテリアは皇帝にすべてをうち明ける決意をする。コロッセオでセストゥスが死罪としてライオンに食われようとしている。ヴィッテリアが駆けつけ、真の罪人は自分であると告げる。友人と未来の皇妃に裏切られたティトゥスは残酷な運命を嘆くが、自分の仁慈は常に不変であるとしてすべての者を許すことを告げる。皇帝賛美の合唱が沸き起こる。(幕)

プログラムとキャスト

<スタッフ・キャスト>

 

指揮:Philippe Auguin

演出:David McVicar

舞台装置:Bettina Neuhaus

衣装:Jenny Tiramani

照明:Jennifer Tipton

制作:バロセロナ・リセウ大劇場、エクサン・プロヴァンス音楽祭2011

リセウ大劇交響楽団及び合唱団

合唱指揮:Conxita Garcia

 

ローマ皇帝ティトゥス:Paolo Fanale(2020年2月19日、22日、25日、27日、4月26日、28日) / Dovlet Nurgeldiyev(2020年2月20日、23日、4月17日、29日)

ヴィテッリア:Myrtò Papatanasiu(2020年2月19日、22日、25日) /  Vanessa Goikoetxea(2月20日、23日、27日、4月17日、29日) / Carmela Remigio(2020年4月26日、28日)

セルヴィリア:Anne-Catherine Gillet(2020年2月19日、20日、22日、23日、25日、27日) / Sara Blanch(2020年4月17日、26日、28日、29日)

セストゥス:Stéphanie D'Oustrac(2月19日、22日、25日、4月26日、28日) / Maite Beaumont(2020年2月20日、23日、27日、4月17日、29日)

アントニウス: Lidia Vinyes-Curtis

ブープリウス:Matthieu Lécroart

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リセウ大劇場

バルセロナのオペラハウス、リセウ大劇場は、1847年にランブラス通りに設立され、文化芸術センター、市のシンボルの一つとしての役割を果たして長年にわたって続けてきた。

今日は(カタルーニャ、バルセロナ市議会、バルセロナ州議会とMINISTERIOデEducación、文化会館Y Deporte政府が)公営、前述のボディに加えて、組み込まれている、タピエスデルリセウ大劇場で投与され、パトロン評議会とSocietatデルリセウ大劇場(所有者の旧社会)。

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