カルメン

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AUG 2025

 

あらすじ

 

第1幕

1820年ごろのセビリア。昼休みに広場に現れたタバコ工場の女工たちに、男たちが言い寄るが、ジプシーの女工カルメンは全く相手にしない。カルメンは、女工たちに興味を示さない衛兵(竜騎兵)伍長のドン・ホセに花を投げつけ、気を引こうとする。ドン・ホセの婚約者であるミカエラが現れ、ドン・ホセに故郷の彼の母親からの便りを届ける。カルメンはけんか騒ぎを起こし、牢に送られることになる。しかし護送を命じられたドン・ホセは、カルメンに誘惑されて彼女を逃がす。パスティアの酒場で落ち合おうと言い残してカルメンは去る。

 

第2幕

1か月後、カルメンを逃がした罪で牢に入れられていたドン・ホセが釈放される。カルメンが、友人2人(メルセデスとフラスキータ)、衛兵隊長スニガと酒場で歌い踊っていると、花形闘牛士エスカミーリョが現れ、カルメンの気を引く。釈放されたドン・ホセが酒場に着くと、カルメンはドン・ホセのために歌って踊り、密輸団の仲間になるよう誘う。カルメンの色香に迷ったドン・ホセは、婚約者ミカエラを振り切ってカルメンの元に行き、上司とのいさかいのため、密輸をするジプシーの群れに身を投じる。しかし、そのときすでにカルメンの心は闘牛士エスカミーリョに移っていた。

 

第3幕

冒頭で、ジプシーの女たちがカードで占いをする。カルメンが占いをすると、不吉な占いが出て結末を暗示する。密輸の見張りをするドン・ホセを、婚約者ミカエラが説得しに来る。闘牛士エスカミーリョもやってきて、ドン・ホセと決闘になる。騒ぎが収まったあと、思い直すように勧めるミカエラを無視するドン・ホセに、ミカエラは切ない気持ちを一人独白する。カルメンの心をつなぎとめようとするドン・ホセだが、カルメンの心は完全に離れていた。ミカエラから母の危篤を聞き、ドン・ホセはカルメンに心を残しつつ、盗賊団を去る。

 

第4幕

ホセが盗賊団を去って1か月後、エスカミーリョとその恋人になっているカルメンが闘牛場の前に現れる。エスカミーリョが闘牛場に入ったあと、一人でいるカルメンの前に、ドン・ホセが現れて復縁を迫り、復縁しなければ殺すと脅す。ドン・ホセの執拗な言動にカルメンは業を煮やし、それならば殺すがいいと言い放つ。以前彼からもらった指輪を外して投げつける。逆上したドン・ホセはカルメンを刺し殺し、その場で呆然と立ちつくす。

プログラムとキャスト

- 2024年8月2日、2024年8月3日、2025年2月28日、2025年8月3日、2025年8月10日 -
上演時間: 約150分 - 15分の休憩あり
オペラはカタルーニャ語、スペイン語、英語の字幕付きです。

 

Orquestra NovAria Filharmonia
Adolf Gassol、音楽指揮者
Marta Finestres、合唱指揮者
Sergi Giménez、芸術監督
Novaria Artists、舞台装置
Ben Aisit、制作とコミュニケーション
Núria Serra、振付
Álvaro Duran、主な舞台監督
Juliana Tauber、舞台監督
Imesde、照明
Montse Miralles、衣装デザイン
Roger Griño、メイクアップ
Laura Barbieri、字幕翻訳

 

キャスト 金曜日 2024年8月2日:
Sophie Burns、カルメン
Sergi Giménez、ドン・ホセ
Alberto Cazes、エスカミーリョ
Ivana Ledesma、ミカエラ
Juhee Nam、フラスキータ
Olha Shvydka、メルセデス
Rodrigo Aguilar、ダンカイロ
Jordi Casanova、レメンダード
Lluís Vergés、スニガ

 

キャスト 土曜日 2024年8月3日:
Kristen Larsen、カルメン
Vicenç Esteve、ドン・ホセ
Alberto Cazes、エスカミーリョ
Maylin Cruz、ミカエラ
Juhee Nam、フラスキータ
Anastasia Apreutesii、メルセデス
Rodrigo Aguilar、ダンカイロ
Jordi Casanova、レメンダード
Lluís Vergés、スニガ

 

 

- 2024年9月14日 -
上演時間: 約135分 - 15分の休憩あり
Òpera Popular de Barcelona

 

Josep Miquel Mindàn、音楽指揮者
Jaume Villanueva、演出
Miquel Villalba、合唱指揮者
Orquestra de cambra Terrassa 48
Quim Térmens、コンサートマスター
Kevin Donaire、エリ・アヤラとナチョ・ブランコのフラメンコの世界に触発された振付

 

Òpera Popular de Barcelona、常設団体:
Caitlin Redding、カルメン
Arturo Garralón、ドン・ホセ
Joan García Gomà、エスカミーリョ
Mireia Tarragó、ミカエラ
Danil Sayfullin、ズーニガ
Alba Martínez、フラスキータ
Maria Batlle、メルセデス
Adrià Mas、レメンダド
Jordi Ferrer、ダンカイロ
Alejandro Chelet、モラレス

 

バルセロナのポピュラーオペラの合唱団とバレエ
バルセロナのDiputació de BarcelonaのInstitut del Teatreのプロフェッショナルダンスコンセルバトリーの学生とのコラボレーション

 

 

- 2025年5月10日、2025年5月17日 -
カタルーニャ語の字幕付きコンサート。
ファウンデーションÒpera a Catalunyaの制作。

 

第1幕:55分 / インターバル:20分
第2幕:45分 / インターバル:15分
第3幕:40分 / インターバル:20分
第4幕:25分

 

オルガ・シニアコバ / マリヤ・メレンチュイン、カルメン
アントニ・リテレス / ナチョ・グスマン、ドン・ホセ
パウ・アルメンゴル / アルトゥーロ・エスピノーサ、エスカミーリョ
ティナ・ゴリナ / ルシア・ガルシア、ミカエラ
ローザ・マリア・アベラ、フラスキータ
エレナ・レスレイサン、メルセデス
レオナルド・ドミンゲス、ズーニガ
パウ・カメロ、モラレス
クリストフォル・ロマゲラ、ダンカイレ
ホルヘ・フアン・モラタ、レメンダド
サバデールのオペラの友達合唱団(ダニエル・ギル・デ・テハダ、指揮者)
バリェス交響楽団
リタ・コセンティーノ、演出家
アンドレス・サラド、指揮者

カタルーニャ音楽堂

カタルーニャ音楽堂は、スペイン、バルセロナにあるコンサートホール。1997年、サン・パウ病院とともに、バルセロナのカタルーニャ音楽堂とサン・パウ病院としてユネスコの世界遺産に登録されました。

カタルーニャ音楽堂は建築家リュイス・ドゥメナク・イ・ムンタネーによってムダルニズマの様式で設計されたコンサートホールである。1905年から1908年にかけて、カタルーニャ・ルネサンスにおいて指導的役割を果たした合唱団、ウルフェオー・カタラーのために建設された。建設にあたってはバルセロナの篤志家たちの財政支援も受けている。この音楽堂の建設によりドメネクは1909年にバルセロナ市より賞を受けた。

1982年から1989年にかけてオスカル・トゥスケッツとカルラス・ディアスによる大規模な修復が行なわれた。1997年、カタルーニャ音楽堂はユネスコの世界遺産に登録され、今日では毎年50万人以上の人々が交響楽や室内楽、ジャズ、伝統音楽などを楽しむためにこのホールを訪れている。

サン・パウ病院とともに、20世紀初頭のバルセロナにおけるアールヌーボー様式を伝えるものとして世界遺産に登録された。

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