プリティ・イェンデとシャビエル・アンドゥアガによるリリック・ガラ

ベルカントの夜

178年にわたる当劇場の歴史の中で際立っているのは、優れた声への愛です。リセウで愛され、国際的に高く評価されているプリティ・イェンデとシャビエル・アンドゥアガが、今回初めて共演のリサイタルを開催します。

プリティ・イェンデは2012年1月、モンセラート・カバリェのリセウ初登場50周年を記念する公演でデビューし、その後も幾度となく出演しては、常に成功を収め、聴衆に深い印象を残してきました。彼女の魅力あふれる『ドン・パスクワーレ』のノリーナや、繊細な『清教徒』のエルヴィーラは忘れられません。

シャビエル・アンドゥアガは、現代で最も注目されているテノールの一人です。2017年のヴィニャス国際コンクールで公式賞を受賞して注目を集め、2022–2023シーズンのリセウでの『ドン・パスクワーレ』エルネスト役でのデビュー以降、リセウの観客の間で特別な存在となりました。

この2人の声が一つとなり、19世紀イタリアのベルカントという彼らの代表的なレパートリーを中心としたリサイタルを披露します。ピアノ伴奏は、世界的なキャリアを誇り、現代の名歌手たちと数多く共演しているヴァネッサ・ガルシア・ディエパが務めます。

プログラムとキャスト

ソプラノ – プリティ・イェンデ
テノール – シャビエル・アンドゥアガ
ピアノ – バネッサ・ガルシア・ディエパ